今回は、『不動産購入の契約時に必要なもの』について解説していきます。
1. 仲介会社が準備してくれるもの
2. 買主(=お客様)に準備していただくもの
に分かれています。
契約終了後に、金融機関とローンの金消契約となりますが、そちらに関連する内容もありますので、流れとして [1] から解説していきます。
[2] はお客様ご自身で準備する必要があるので要チェックです。
《1.仲介会社が準備するもの》
▢:[1] 不動産売買契約書
→基本的には2部(売主分・買主分)です。
→売主が不動産業者の場合は1部のみの場合もあります。
→金融機関に提出する必要があるので、押印後にスキャンデータをもらえるとベターです。
▢:[2] 収入印紙
→買主分の収入印紙は仲介会社が立替購入して契約に臨みます。
→契約時の仲介手数料をいただく際に収入印紙代もお客様に請求させていただきます。
→収入印紙の額面は下記【不動産売買契約書の印紙税額】を参照のこと。
→収入印紙は①に貼付後、割印がされているか確認しましょう。
(国税庁のHPより転載)
▢:[3] 重要事項説明書
→基本的には2部(売主分・買主分)です。売側仲介が必要とする場合は3部の場合もあります。
→[1] と同様に、金融機関に提出する必要があるので、押印後にスキャンデータをもらえるとベターです。
▢:[4] 手付金振込先情報
→ネットバンキングを使えると契約時にそのまま振込可能なので安心です。
▢:[5] 仲介手数料請求書
→仲介会社への手数料の支払は「契約時半金・決済時半金」という会社が多いです。
《2.買主(=お客様)に準備していただくもの》
▢:[1] 実印
→印鑑登録をしてある実印を持参しましょう。
▢:[2] 印鑑証明書
→不要な場合もあるので仲介会社に確認してもらいましょう。
▢:[3] 住民票
→お客様から金融機関に直接提出する場合もあります。(仲介会社には提出不要な場合も有)いずれにしても事前に入手しておくのがベターです。
▢:[4] 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
▢:[5] 手付金
→事前に金額を仲介会社に確認しておきましょう。
→基本的には振込ですが、契約時に現金精算の場合もゼロではないので、念の為仲介会社に確認しておきましょう。
▢:[6] 仲介手数料の半金
→仲介会社への手数料の支払は「契約時半金・決済時半金」というところが多いです。
→契約時に必要な金額を事前に仲介会社に確認しておきましょう。
今回は、『不動産購入の契約時に必要なもの』について解説させていただきました。
不動産の購入時には手続も必要書類も多く難しいと感じてしまうことも少なくないかと思います。
スムーズな契約はお客様と仲介会社との連携が重要になります。
不動産仲介業を主力事業の一つとして行ってきた弊社がしっかりとサポートさせていただきます。
不動産の購入は株式会社青山綜合地所までご相談ください。
Column
05.14.2025
Category賃貸不動産(個人向け)について